ピザはもちろんパンや野菜も焼いて美味しく焼き上げてくれる可愛い丸いヤツです。
なぜ農園に石窯なのか?それは焼きたてのピザはムチャクチャ美味しいから!しかも石窯で焼いた生地の薄いピッツァ(あえてピザではなく)は自然と笑顔になってしまう程の美味しい。
美味しいのは知っていましたが、それだけで農場にピザを作ろう!となった訳ではありません。
理由の1つとして私が通っていたスクーリングパッドと言う学校のピザ部の存在があります。
2009年に千葉県にピザ窯を作った時の話を聞いていて漠然と「ピザ窯いいなぁ」と言う思いをずっと持っておりました。今ではメンバーで建築士の近森穣さんはベトナムのホーチミンと東京のピザ専門店のピザ窯を設計するなど活躍の場を世界に広げているスゴイ部です。
その他には妻の陽子がパン作りのコースを修了していたり、近くに本格的なピザ屋さんが無かったり、農園に今は使われていないコンクリートブロック塀があったりして、野菜も焼いてみたいなと思ったりして諸々の条件が整い過ぎるくらい揃ったのでこれはもう作るしかない!と思い至りました。
これはまだ妄想でしかないのですが、このピザ窯が出来る事で地域の人が集まる場に出来るのでは無いかと企んでいます。
平日はママさん達のちょっとした憩いの場でそこに地域のお爺ちゃんお婆ちゃん達が交流できるお茶のみ場として。
週末は家族で遊びに来てもらって野菜の収穫やピザ作り体験をして焼きたてピザで楽しんで貰える場に出来たら良いなぁ、なんて妄想です。
農場を地域コミュニティを活性化する場として活用する事もほとんど畑の無くなってしまった都市農家の役割じゃないかとも考えてます。
そんな妄想にお着きたい頂いて、ピザ部員の斉藤邦夫さんと近森穣さん、友人の多大なる協力のもと2012年夏に完成しました(仮)。
この窯で焼くピザに季節の野菜を合わせたら・・・石窯パンも良いなぁ・・・など妄想は膨らむばかりです。
何はともあれ美味しいものがあって人が集まってくれば単純に楽しいので、窯を使いこなせるようになるように日々頑張っていきます!